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【2023年体験談】気づかなかった・治る?|入学後6歳で小児不同視弱視|子供の眼鏡治療

弱視

あくまで息子の体験談なのですが、息子は6歳3か月から治療用眼鏡をかけて
約4か月で矯正視力が現在1.0までになりました。

不同視弱視とは、遠視・近視・乱視に左右差が強いためにおこる、片眼の視力障害だそうです。息子の場合は遠視・乱視が原因でした。
片目の視力は正常に発達しているため、生活上に不自由はなく、私は全く判りませんでした。更に3歳児検診で気が付かず治療が遅れてしまいました。

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就学時検診がきっかけで眼科を受診

息子は不安が強く出てしまうタイプで就学前検診の視力検査はしっかりとできず測定不能でした。後日ものもらいでよくお世話になっている近所の眼科へ視力検査へ行きました。その時の結果は 
右0.9 左0.3
でした。

医師に様子見と言われる

その時お医者さんは
「左の視力が矯正視力でも0.4だけどまだ小さいから様子見で良いよ。成長して眼球が大きくなれば問題なくなる」


とおっしゃっていました。根拠があったのだと思います。私も自分が視力で困った事がなく全く無知で「そうなんだ」くらいしか思っていませんでした。そして入学後の視力検査まで何も対応しませんでした。

息子の発達障害のことに関しては自分で色々調べ、指摘される前に療育を受けることができたのに、視力に関してなぜしっかりと調べて行動しなかったのだろうと不同視弱視の診断がついたときにとても後悔しました。

入学後の視力検査でも指摘

入学前後の息子のメンタルの方が気がかりで視力のことはすっかり考えもしていませんでした。
5月の前半に学校の健康診断のお知らせが届き、前回同様の視力の状態でした。
診察の勧めの通知でしたのでまた同じ眼科に受診に行きました。

同じ眼科受診|不同視弱視と診断

診察は前回同様でしたが、医師は前回と異なる話をしました。
どうやら屈折の仕方が前回よりも違うとのことですが、素人が話を聞いても全くわかりません。矯正視力の意味も前回初めて知ったほどの無知なので。

この時に丁度時間があったので瞳孔を開く目薬を点眼して更に検査をし
左目の不同視弱視の診断がつきました。

別日にもう少し強い薬を使いしっかりと検査し治療用の眼鏡の処方箋の作成をし眼鏡購入という流れになるらしいのですが、その処方箋の作成の予約が1か月後しか取れないと聞き、一旦冷静になりたかったので予約をして帰宅し、色々調べることにしました。

病院を変える

今まで通っていた眼科は小児眼科ではないものの特に困っていなかったのですが
これから弱視の治療をするのであれば思い切って病院を変えることにしました。

一番近い小児眼科もある一般的な眼科に行くことにしました。
不同視弱視の診断が付いた翌日に私一人で受付へ行き事情を話し、精密検査はすぐに可能とのことで通っていた眼科の予約をキャンセルし息子2日後に連れて行きました。

私の必死な様子が伝わったのか、元々そういう病院なのかわかりませんが精密検査をしてすぐに処方箋を頂く事ができ翌日には眼鏡を買いに行くことができました。

裸眼視力 右0.9 左0.3 
矯正視力 右1.0 左0.4

でした。

治療用眼鏡装着

治療用眼鏡購入し1週間で完成し無事装着をすることができました。
始めは嫌がってつけないと困るな…と心配していたのですが、小1からの治療が逆に良かったのか幼児期より理解する力がついていたのでしっかりかけることはできていました。

1か月後の経過観察で
矯正視力  右1.0→1.2 左0.4→0.7
に変化しました。

効果出ずアイパッチ開始|感覚過敏で貼るタイプ嫌がる

左目の視力が思ったより伸びないとのことでアイパッチをしての健眼遮閉を2時間毎日自宅で行うことになりました。この治療がとても大変で、現在も治療継続しているのですが、息子の場合、第一印象で「やりたくない、嫌だな」と思うことは数カ月~年単位でやらない子なので息子が取り組みやすい方法の準備をするのがとても大変でした。

アイパッチに関しては肌に直接貼って使用するタイプをお勧めされたのですが、感覚過敏がある息子には苦行すぎる方法だと始めからわかっていました。ですので一応貼るタイプも購入し、一度だけつけてみましたがやはり嫌がったので、すぐに購入しておいた眼鏡に装着するタイプのアイパッチを使用し続けることができました。

息子の場合は
健眼遮閉で近くを見ながら作業を2時間続けて行う
というものでした。方法はゲームでも良いとのことでした。我が家にはゲーム機はまだなかったので息子は嬉しそうでした。

現在の様子

1カ月に一度経過観察に行き
治療開始から約4カ月で

矯正視力  右1.0→1.2 左0.4→1.0
まで変化しました。
治療が遅かったので心配しましたが、アイパッチを頑張った息子は自分の力でピント調節する力を身につける事ができるようになりました。

おすすめ眼鏡・アイパッチ

アイパッチはこちらのを使いました。シルクでできているので使い心地は良さそうです。

眼鏡はトマトグラッシーズです。

感覚過敏のせいか鼻パッドを下にずらして着用してしまうので黒目の中心が眼鏡の中心にいかず困っていたのですがこの鼻パッドに変えてから正しい位置で装着でき、それから矯正視力もぐんと伸びました。
眼鏡の位置は重要なのかもしれません。

おすすめの方法はPCでゲーム

ゲームはPCでマインクラフトをやっています。「PCでゲーム」を選んだ理由は

・元々家にゲーム機が無かった
・マインクラフトはPC操作の方が作業しやすいと思った
・ゲーム実況動画を元々好んで見ていた
・PC操作の慣れは今後にも役立つから

です。私の作戦はドンピシャで、息子は大喜びでゲームを始めました。
操作方法も難しくないので私も一緒にプレイし2時間飽きさせずに治療することができています。

まだ治療中ですが、良い経過に進んでいるのでほっとしています。