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就学前・就学時検診で大泣き|入学後はこうなった|不安が強い男の子の場合

就学へ向けて

就学前検診の頃の息子は運動会の練習で行き渋りや、少し不安定な時期も重なっており

会場の就学予定の小学校では最終的に泣いてしまい(その空間では息子一人で泣いており大注目でした…)

親の私が大きく落ち込んでしまいました。

しかし、現在小1で、
ASDの傾向があるため3歳後半から個別療育を受けていましたが、

入学までに改めて学校面談し、連携して対策をとったからか、
入学式も立派にやり遂げることができ、肝心の学校生活も充実して過ごしていま
す。

もちろん本人の困りごとや辛い事もあると思います。
これからもスモールステップで学校生活を過ごしていきたいと考えています。

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・長蛇の列で待っていられず

幼稚園を早退し就学予定の小学校へ向かい知らないお友達と列に並ぶ息子。

この時点で息子の機嫌は最悪でした。

何をするのか事前に説明はしました。けれどもこの頃はまだ幼稚園から小学校に進級する意味も恐らく理解していなかったのだと思います。

なかなか進まない列に息子は座り込み「帰りたい帰りたい」と駄々をこねています

イライラをぐっと抑え優しくなだめる母…。

一つ終わると歩いてまた並ぶ。並んだ後に特に楽しい事もなくこなしていくしかない作業に息子はもうプンプンダラダラでした。

そしてついに一番の難関。母子分離での面談と筆記です。

・子だけ別室になると告げられ不安がピークに│ついに泣く

ここでも子供だけ椅子に座って鉛筆と紙を持って待機です。ギュウギュウに小さな椅子が列に並んでいるので親のスペースはありません。

けれど息子は母が隣にいないと不安になってしまうタイプなのでもう愚図りMAXです。

狭い空間に無理やり居させてもらい、なんとか順番まで待つことができましたが
母親が教室へ入れない事がわかりそこで息子はプツンと緊張の糸が切れてしまい
泣き出してしまいました。

一旦泣くと収集はつきません。教員の方になだめて貰っても勇気を出して別室に入ることができませんでした。
結局母と一緒に入室し簡単な筆記検査と面談をしました。

・名前を聞かれても言わない
・好きな食べ物を聞かれても「好きな食べ物は無い」と言い放つ
・筆記の課題は渋々こなす

こんな感じで終始最悪な面談でした。実はこんな悪態つくような事をするのは初めてだったので正直驚きました。

そして面接の担当の方は用紙の息子の名前の所に「×」をつけているのを私は気が付いてしまいました。

そんなこんなで終わった就学前検診。機嫌悪すぎて測定不能だった視力は後日眼科へ行き検査してもらいました。

・就学前の面談を希望

始めから決めていたのですが、就学前に息子の事を理解してもらうために改めて面談をお願いしました。確か検診の書類に面談希望のチェックをしました。

就学相談はしていて、通級の利用をする事はほぼ決まっていたのですが、それとは別に普通級での過ごし方についての相談という意味でその面談で詳しくお話をしました。

不安な理由の見極めをして対策した

・不安が強いので配慮してほしい
・トイレトレーニングが完了したばかりなので自分で行けるか心配
・友人関係を築くのが苦手
・集団での行動の際、指示が通りにくい

など色々事前に困りごとなどを伝えておきました。

息子の場合は不安が強くでるので
一番に入学式での母子分離がまず乗り越えられるか一番不安でした。
しかし、事前に相談していて大正解でした。

現在小1の学校生活は順調

入学式当日、補助の教員の方が不安そうな息子に話しかけてくれました。

「何が始まるか不安だよね。特別に入学式をする体育館を先に見せてあげるよ」


と言ってくださり、息子も見てみたいとその気になってくてました。
会場を見た息子に、

母はここで待っている事、

先生と教室に戻って入学式の準備を
してかっこよく入場してきてほしい事。

終わったら母また教室に戻るから心配してないでほしい事

を告げると、本人は納得して母と離れることができました。

本当にありがたかったです。

その後、学校生活ですが、登下校の送り迎えは毎日しているものの、


行き渋りがありつつも自ら進んで登校し、授業も受け宿題もこなしています。

波はありますが、学校は楽しいとも言うこともあります。

あくまで息子の場合ですが、不安が強い子でも事前に対策をすれば乗り越えられること事が沢山あると思います。

今後も学校と連携しながら困りごとをスモールステップで解決していけたらと思っています。

入学前に気をつけておきたい身のまわりのことや、小学校の様子・学習内容や、通学時の安全対策などをまとめた特集も付いています。入学直前の春休みなどにも活用できそうですね。