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発達相談◆支援を受けたい場合は、遠回しに伝えない|3歳からの個別療育・不安が強い男の子の場合①

療育

息子は3歳10か月からST(言語療法)とOT(作業療法)の療育を就学前まで継続して行っていました。

発達相談をしてから療育を受けるまでには早くても数か月かかる場合があります。

我が家は約半年かかりました。

ですので、支援を受けたい場合は、発達相談の際に遠回しに伝えずはっきりと療育したいなどと伝えたほうが話が早いと思います。

我が家の場合はこのような流れで療育につなげることができました。

・療育は意味がない?必要?行って後悔?行かなくて後悔?

我が息子の場合ですが、結果として療育を「意味がない、後悔した」などは全く無く、むしろ「やってよかった、療育の世界に飛び込んで良かった」と心から思っています。

行った後悔or行かなかった後悔、どっちの後悔が子供にとって良いのかじっくり考えたいですね。

そして 

よし!療育を受けさせてたいから一歩前に進もう!

と行動に移すも、STやOTを受けられる様になったのは何度も言いますが相談してから約半年かかったので、

私としては悩んでいる時間がもったいなかったなと思っています。

・育てづらい、育てにくい子の特徴に当てはまる息子

息子は赤ちゃんの時からなかなか手ごわい子でしたが、2歳過ぎて保育園に通いだしたころに色々と気になる事が増えてきました。

・靴下を履くことを嫌がる
・足裏にごみや砂等がつくことを極端に嫌がる
・のりなどのベタベタするものが嫌い
・少しの光でもまぶしがる

などもありましたし

・お友達が近づくとえずく(おえっとなる)
・襟の付いた服が着れない
・偏食が強い
・おしっこ、うんちはオムツのなかにしかしない
・夜泣きが2歳過ぎてもある
・1人で遊具で遊べない(大人の付きそいを求めてくる)

など心配で調べているとASDの特徴などが書いてあるサイトの内容に該当する事が結構ありました。

一番気になったのが

・お友達が近づくとえずく(おえっとなる)

でした。いつもではないのですが、知らない子供が息子の目の前に立つとえずいたりしていました。

保育園ではそのような事はなかったみたいですがやはり心配で3歳児検診の時に相談しようと漠然と考えていました。

・3歳児健診 尿検査のおしっこを摂るのにも苦労 療育を決心

コロナの影響で3歳児検診が2か月延長になってしまい、3歳2ヶ月で検診に行きましたが

提出するはずの尿検査が…できない…オムツでしかオシッコしないし、オムツを脱がして漏らしたところを紙コップでキャッチしようも拒否…

結局ネット検索して

オムツの中に大きめのコットン(脱脂綿)を忍ばせてオシッコをさせオムツが尿を吸い込む前に手絞り

をしてなんとかに尿を採取することに成功しました(笑)

こういう育児のひと手間が結構多く悩みでもありましたので

健診の時に療育の相談しようとを決心しました。

・療育を受けたいのならはっきりと意思を伝える

忘れもしない悪夢の三歳児検診

入口から施設内へ入ってすぐに息子は大泣きしました。

保育園のように母と離れると思ったのか、はたまた病院へ連れていかれると思ったのか真意は不明ですが…

ずっと泣き続き会場へ入ることができず、施設の方も声をかけてくれますが息子落ち着かずずっと泣いています…そしてついに嘔吐してしまったのです。

もうこれ完全に相談するレベルなんだろうな…

この先どうやって育っていくのだろう…

嘔吐の処理をしながら涙を堪え3歳児検診をやり遂げました。

書面に【相談がしたい人】にチェックを入れていたので、検診の最後に

・初めての育児ではあるが育てづらいと感じている
・発達の心配が出てきたので療育施設を紹介してほしい

とはっきりと口頭で伝えました。支援を受けたい場合は、遠回しに言っても自分が思った方向に進まないのがあるあるですよね。例えば地域の発達相談(相談するだけの所)への紹介になってしまったりします。ずばっとはっきりと言ったほうが将来ためになりますね。

地域によって違うと思いますが、我が家の場合保険適用の医師が在中している療育施設への紹介状の手続きへ進みました。1か月後に書類を頂けて、施設へ予約という流れです。

やはり混雑しているので初診は三歳児検診から3ヶ月後です。

おそい…のでそれまでに知識を色々つけて準備していました。

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