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3歳からだと遅い?自閉症(ASD)発達障害グレーゾーンSTの|内容個別療育・不安が強い男の子場合⑤

療育

我が家の場合は3歳児検診に発達の相談をし3歳後半で個別療育をスタートすることができました。

ネットで調べると「早期療育」などを推奨するサイトばかり目に付き

遅すぎたのではないかととても心配になったことを覚えています。

ここでは3歳後半で療育を開始した我が家の場合を紹介します。

・3歳からの療育は遅くない でも早いに越したことはない

ずばり言いますと、3歳からの療育でも全く遅くありません
発語はあるものの、言葉の遅れが約1年あった息子の場合、

3歳後半から小学校入学までSTを受けましたが、
言葉の遅れは取り戻せました

WISC-IV知能検査を入学前におこなったのですが、
言語理解指標(言語的な情報を理解し、思考、表現する力)は平均~平均の上まで伸びました。

でも、早いに越したことはありません。

3歳(年少)だった息子の場合、療育ST(言語聴覚療法)は月に1度でした。
時間は30分~45分程です。少ないと思うかもしれませんが、
子供の集中力を考えるとこのくらいなのでしょうね

療育は大人から見れば遊びの様ですが子供にとっては頭フル回転なのでしょう。
終わった後はとても充実した表情をしていました。

↓一部ですが実際におこなった療育の流れです↓

始めと終わりの挨拶を手ぶりも合わせて習慣化して覚えさせる

絵カードを利用した遊び

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(動物の絵カードで動物の特徴を言葉で伝える。本人に質問したり、特徴を発表させたりする)

お買い物ごっこ

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(絵カードを使って〇〇をください→「はいどうぞ」と言って渡す。お金の代わりにキラキラしたおもちゃの宝石をもらう。お買い物の数を増やしていく。会話の幅を広げるなど

絵本の読み聞かせ

このような遊びを通して聴く力と話す力を少しずつ伸ばしていくのでしょうか。
回数を重ねるたびに少し複雑になっていくみたいです

家でもできるような事ばかりですが、流石ですSTさんはめちゃくちゃ褒めまくってくれます

・費用は保険適用 ただし療育開始までに時間かかる 繋ぎでおうち療育

息子の場合は三歳児検診で相談し、療育センターを紹介していただき支援を受けることになったので
保険適用の療育でした。病院を受診するのと一緒ですね
保険証、(あれば)医療証などを提出していました。

ただ、療育を始めるまでかなり時間がかかるので繋ぎとして
おうち療育」や「民間療育を期間限定」で受けたほうが良かったなと思っています。

当時は心配ばかりしてネットで情報検索などしてばかりで
療育開始までの間、普通の育児をしていました…

年齢に応じた一般的な通信教材を使っていた時期ももちろんあります。しかし

ASDグレーゾーンだった息子にはアプローチの仕方が成長するにつれてずれていくんです。

おもちゃの教材からワークになっていくと付いていけなくなるんです、息子は。

年中時代最後で一旦解約しました。年中のワークは年長児時代にやりましたが、
本人のやる気が全くなく親子で取組むのに苦労しました…
おもちゃの教材はかなり子供はお気に入りで、小1の今でもたまに遊んでいます。

話は戻しますが、息子が通った療育センターは民間療育などの併用をすると保険適用できない事と
継続しておうち療育をするにはツールが必要だと実感しました。

最近は100均や300円shopなどでおうち療育にぴったりなおもちゃが売っています。
試しに買って食いついたら少し上質な物に買い替えたりもしました。

ただ、私は親ではあるけど、子育ては初心者なんですよね。
STさんのようにはいかないのですよ。親の感情が出てしまうんです。
めちゃくちゃ褒めて伸ばしてあげたい。けど毎日です。毎日。

書きたくないけど正直発達ゆっくりな子の育児はしんどかったです。
療育を開始してからはSTさんOTさんにアドバイスを頂けたので
を追うごとに私も成長し、息子に合った対応ができるようになりました

でも療育を受けるのに時間がかかる、開始しても自分で育てていくのは変わらない
療育は家庭でのアプローチが大事と実感しましたが、
ある程度はツールに頼ったほうがみんなハッピーだなと今は思います