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自分でやりたがらないOTでやってよかった事|3歳の個別療育・不安が強い男の子場合⑥

療育

ST(言語聴覚療法)も始まり療育センターへ通うことに慣れた息子
医師とのカウンセリングを数回した後に作業療法(OT)の個別療育開始の指示がありました。
3歳、4歳は月に1回行い、結果時間はかかりましたが手先も器用になりました
現在小1ですがPCを巧みに操りゲームができるほどになりました。

そして自分でやることも少しずつですが増えていきました。

・「自分で食べない」「衣服の脱着もしない」と身辺自立の相談 作業療法リハビリへ

息子は不安が強いのと甘えもかなり強く、何でも

食べさせて~着させて~

ばかりで全く自分の事をやらない子でした。
お箸なんてもちろん持ちませんし、フォークですら持ちません…
粘土遊びやお絵描きまでも「やってやって」です。

自分でやるまで待つなど対応も、もちろんやりました。でもやらないんです。
ずっと親が手伝うまで泣いています。

何時間も泣かすのは私はできませんでした。

なんとなく感覚で、泣かせても良い方向に行かないような直感がありました。
自分でやってみるって気持ちの発達があまりみられない子だなと常日頃感じていました。

このような流れで医師とのカウンセリングで相談し作業療法(OT)も行うことになりました。

STとは別の部屋、別の先生なので本人も緊張していましたが回数をこなすごとにすっかり楽しんでいました。

・「自分でやらないのは失敗したくない気持ちが強く経験が浅いから」と指摘

数回リハビリを行った後、作業療法士さんよりこんな言葉を頂きました。

「何でもやらないでお母さんに頼るのは不安が強いがゆえ、失敗したくない気持ちがあるからかもしれません。経験が浅いからできない。だから不器用に見えるし自分でやってもうまくいかないから悪循環になってしまう。お子さんの場合はスモールステップで小さな事ができたらすごく褒めてあげてください。少しずつ自分でやりたい気持ちが湧いてきますよ。」

あと、感覚過敏があるのでチャレンジしたい気持ちよりも過敏のほうが勝ってしまうそうです。

とのことでした。
そして

「お子さんは一旦やり方を理解すれば2回目からはできるようになるタイプです。
ですので機能的には問題ないので安心して、ゆっくりリハビリしていきましょうね」

と安心する声掛けも頂きました。

・OT作業療法の内容とおうち療育での役に立ったアイテム

体幹を鍛えるために
・片足立ち
・ケンケンパ
・ボールつかみ投げる

などをやっていました。家庭での取り組みは公園で似たような遊びを取り入れていました。

手先の力を鍛える為に
・塗り絵
・ハサミで紙を切る
・ビニール袋に包んだ粘土で遊ぶ

などをやっていました。

家ではあまり気が乗らないようでしたので教材に頼りました。
ただの色紙などだと本人もテンションが上がらないのでしょうか(笑)

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あと色塗りは手が汚れるからか、上手に描けないからか本当に嫌なようで
「水塗り絵」というお水を塗るだけで色が浮かび上がってくるものを使っていました。
これは結構自信に繋がったと思います。スモールステップですね♪

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油粘土、紙粘土、小麦粘土も触れず家では
お母さんがやって!で全くだめでしたが
スライムみいな粘土で、ヘラで突かせたり切ったりして遊ばせることから始めたら
興味を持ってくれて徐々に指先で触らせてベタベタしているようで実はべたつかない
事を知ってもらい最終的には直で触ることができ、集中して作業することができるようになりました。

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ここまでくるまで数カ月もかかりましたが、スモールスッテップ
月一でも療育のアドバイスをもらってその後おうち療育をするという

一旦先生に褒めて貰って自信をつけて家でもやるというプロセス

が息子にとっては良かったのだろうと思っています。